神職の身分って?

こんにちは、けんたろーです。

 

以前、神職の役職「職階」について書かせていただきました。

 

今回は神職の身分である「階位」(かいい)について少し。

 

 

神職には神社における職階の他に、その身分を示す「階位」があります。

職階が神社における役職だとしたら、階位は知識や経験に基づく資格と考えてみてください。

以下のような「階位」、つまり「位」(くらい)があります。

 

1.「浄階」(じょうかい)

神職の最高位で、長年神道の研究に貢献したものに与えられる名誉階位です。

学校でいいますと、名誉教授でしょうか。

(まさに歩く神様へのメッセンジャーこと神職)

 

2.「明階」(めいかい)

宮司・権宮司になるために必要な資格です。この階位を持てば、伊勢神宮以外ならどこの神社の宮司にも就けます。

学校でいうなら教授でしょうか。

 

3.「正階」(せいかい)

一般的な神社の宮司、あるいは禰宜になる為に必要な資格です。

学校で例えるなら准教授でしょうか。

 

4.「権正階」(ごんせいかい)

禰宜になるために必要な資格です。

一部の神社であればこの階位で宮司になれる場合もあります。

学校で例えるなら講師でしょうか。

 

5.「直階」(ちょっかい)

一般神社の禰宜に必要な、基礎的な階位です。

学校で例えれば助手でしょか。

 

 

以前や今回のように階位や職階の紹介をすると、浄階の大宮司に御祈祷などの祝詞をあげてもらう方が、神様に願いが、より強く届くのではないか等と誤解しがちです。

そんなことはありません。

お医者さんの世界でも、名誉教授から手術を受けた方が、准教授のお医者さんよりもよい手術をしてくれるのではないかという誤解があるようですが、神社でも神職の身分を気にするのは、あまり意味のない事と言えます。

 

我々神職は、神社に御参拝された皆様の感謝や願いを神様にお伝えるするメッセンジャーでもあります。

それゆえ、一番は神社に御参拝される皆様のお気持ちが大事となってきます。

 

 

かしこみかしこみ。