古事記①~神代七代

こんにちは、神主Hです
今回は、以前お話した古事記の続きです。
申し訳ございません。前回ストーリーに動きがあると言いましたが、長くなってしまったので、今回も神様の名前ばかりが出てきます。
次回から、本当に会話文が出てきます。

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 次に生まれた神様は、
国土形成の根源神、国之常立(クニノトコタチ)神と、
雲に覆われた豊かな大地の神豐雲野(トヨクモノ)神でした。

天之常立神が天そのものの神とすれば、国之常立神は大地を神格化した存在です。
豊かな雲に覆われた野、または雲に覆われた豊かな野の意味を持ちます。どちらも雨に困らない豊かな土地を意味します。

この二柱の神様もまた、単独の神で、姿形をあらわしませんでした。

この後も次々と神様が生まれます。男女一対で一代となる神様で、この神様以降は隠れていません。

水分を多く含んだ泥土・泥砂の神の宇比地邇(ウヒヂニ)神と、女神の須比智邇(スヒヂニ)神
泥土から生命が萌す様子を表した角杙(ツヌグヒ)神と、女神の活杙(イクグヒ)神
事物に形態を与える生成の力の確固とした大地の神意富斗能地(オホトノヂ)神と、女神の大斗乃辨(オホトノベ)神
地面または身体が不備なく整ったことや、それへの賞賛を意味する神の於母蛇流(オモダル)神と、女神の阿夜詞志古泥(アヤカシコネ)神
そして、万物を生み出す天空の父神伊邪那岐(イザナギ)神と、死を司る神。大地の母神の伊邪那美(イザナミ)神である。

この最後の二柱の神様が日本の国土や、自然物の神様を生み落し、人間生活の基盤を築いていくのです。

上に述べた国之常立(クニノトコタチ)神から伊邪那美(イザナミ)神までを合わせて神代七代といいます。

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皆さんが知っている神様は出てきましたでしょうか??
今回出てきた神様たちは、地上を形成するために生まれた神様なので、大地に関する神様が多いんですよ。気付かれましたか?
ある程度落ち着いてから、これからいろんな神様を生む伊邪那岐・伊邪那美神が出てくるのです。
今回は名前の羅列ではあるけれど、神様の名前を見ていると結構面白いですよ。

それでは続きはまた次回。