12/7より『古川あいか / the state of the past』のお知らせ

ギャラリーバルコでは今年10月より、月1 回程度のペースで若手アーティストを中心とした企画を継続的に展開しております。 第3回目となる12月は、画家・古川あいかの個展「古川あいか / the state of the past」を開催いたします。

古川あいか
the state of the past

2013 年12 月7 日(土) ‒ 12 月15 日(日)[ 水曜休廊]
12:00 ‒ 19:00(※初日のみ16:00 オープン)
オープニング・レセプション: 12 月7 日(土) 16:00 ‒ 20:00

Gallery Barco|ギャラリー バルコ
〒125-0061 東京都葛飾区亀有3-27-27 LA CAMERIA 1F
[ 常磐線(千代田線接続)亀有駅南口よりアリオ亀有方面に徒歩3 分]
Google Map

古川あいかは主に、脱ぎすてた後の衣服や日毎使う寝具といった「日常の一部」をモチーフに絵画作品を制作してきました。描かれる些細な日常のモチーフとは対照的に、空間を大きく用いたダイナミックな作風を特徴としています。

このたびの個展では、昨年10月より1年間、文化庁新進芸術家海外研修員としてレジデンス先のドイツ・ライプティヒにて制作された《the state of the past》を中心に、ドイツにて制作された近作ならびに帰国後に制作された新作をあわせた展示構成を予定しております。 国内では初公開となる《the state of the past》は、台形状に作られた4 つの画面がテント状になるように組み合わされた高さ2.5m 超の大型作品です。 古川は、これまでも平面絵画の在り方を更新するような、インスタレーション性を感じさせる絵画作品を発表してきましたが、本作では観る人を取り囲むような、より正面性を逸脱した手法によって、さらに新たな展開をみせています。 また、これまで主体となっていた日常の生活行為を示唆する衣服や布などの描写に加え、近年ではより直接的な人物描写が増えたことで古川の作品はより強度を増しているようにも感じられます。

古川は以前から、日常がどんなときも捉え方次第で非日常へと交換可能であることに言及し、「観た人が日常生活の中で作品を思い起こすことが重要」であると繰り返し述べてきました。 絵画の物質性を超える何ものかを確信し追求する古川の作品は、絵画の空間性を拡張するのみならず、展示空間の外側へと向けられたその意識によって、「日常」とは何かを問いかけているのです。

ドイツより帰国後、国内では初となる今回の個展にどうぞご期待ください。

詳細は以下の展覧会リリースをご覧ください。
ギャラリーバルコ展覧会リリース2013.11.22 [PDF]